9■追尾型太陽光発電架台システム
追尾型太陽光発電システム(自動追尾型架台システム)
ソーラー単軸追尾式(水平型)
・単軸追尾式とは、駆動軸数は1軸であり、垂直45°回る方式です。水平への移動はできません。
■特長 
単軸追尾式は固定型より20%以上の発電量となります。
太陽が昇ってから沈むまでずっと太陽を自動で追いかけます。
有効発電時間は大幅に変わり、固定式に比べ約1.2~1.3倍以上の
発電量となります。総工費は返却期間が短くなるので、経済性は抜群です。
■追尾式架台の方式:
プログラム法(タイム制御トラッキング)
太陽と地球の方角(20年分のデーターを基づき)
太陽の座標をコンピュータに記憶させておき、太陽を追っている
追尾方式。設置地の緯度、年月日時、分、など細かく設定し、設定
させて方角にパネルが動きます。
■駆動:追尾式架台の油圧ポンプまたはギアモーター
2つのギャモーターがあり、不具合があった場合、予備分はすぐに動き続ける
アレイ配列:1~2段×10列 (ご要望に応じて設定可)
■基礎:コンクリートまたはスクリュー杭
■代表仕様(右図) 
モジュール規格及び配列:20枚(2×10)
モジュール使用例:250W-1650×992×35mm
出力:5KW(プロジェクト最小ロット数は300KW~)
追尾のメカニズム:
GPSに基づき(タイム制御トラッキング)
追尾精度:<=1°
追尾角度範囲:±45°
■最小発注ロット数
発注最小ロット:100~300KW以上

ソーラー単軸追尾式(水平型)
最大風速:55m/s
使用寿命:25年以上
材料:溶融亜鉛メッキ鋼材
配電盤:IP65、風雨防止、配線済み
■制御システム
モーター出力:67W
モーター年平均電力消費量:<=7kwh
コントローラー電源:AC110V/220V
■認証及び保証
認証:CE、ISO9001
品質保証:機械部分:3年、電気制御部分:1年
■システムの特長
・自動追尾
・自主復帰
・グループ制御
・風速測定
・強風保護などの機能
■特記事項
・現地での据付に指導にエンジニアを派遣する必要
・5年ごとに電子制御部品を一回切替える必要ありますが、
モーターは25年以上の使用寿命と予想されます。
・二つモーターが装備、一つは予備

■自動追尾型システムの特徴
太陽光の経路は季節ごとに変動して行きます。そこで追尾型の太陽光発電システムがとても役に立ちます。
なんと季節ごと・時間ごとの太陽の位置を算出し、太陽電池パネルが自動で太陽を追尾し向きを変えてくれるのです!
これなら、太陽光を無駄なく取り入れることが出来ますよね〜。
実際に、1時間ごとに積算発電量を確認して、時間ごとの発電電力量を算出してみた結果、従来の固定型タイプよりも1.4〜1.5倍になるそうです。
<弊社のものは固定型より約25~30%発電量を高めます。>
特に、朝夕の太陽光が少なくなってきたときに、追尾型の太陽光発電システムの効果が発揮されるのだというのです。
■自動追尾型システムメリット
やはり、発電量が増えることが最大のメリットです。
しかし、固定されたソーラーパネルと違うのは、過酷な天候状況に耐えられるというところです。特に強風時と積雪時にその威力を発揮します。
強風時は、パネル面を水平にして、安定を保ちます。また、積雪時は雪が積もらないように、パネルをほぼ垂直に起こすのです。
■自動追尾型システム価格
価格は、従来の固定型架台システムと比較するとすこし割高です。
しかし、その性能は固定型にはないような素晴らしい機能ですので、価格が高いのも納得できます。
まとめ
追尾型の太陽光発電システムは、実に画期的なタイプまだ固定が主流ですが、追尾型の太陽光発電は場所をあまりとらないので 駐車場や農地などに設置する人もいるようです!是非、固定型と追尾型の太陽光発電の両方の見積もりを取ってみてください。
■自動追尾型の使用例